山田涼介との出会い

彼を知ったのは2006年7月、探偵学園Q( 単発ドラマ )のCMだった。
当時、芸能人にあまり興味がなかったわたしは嵐やNEWSやKAT-TUNを見てきゃあきゃあはしゃぐおんなのこたちの心理が全く理解できず、むしろそういうおんなのこたちのことを苦手だとすら思っていた 。絶対に手の届くことのないアイドルを追っかけるよりもお気に入りのアクセサリーを眺めたり、お菓子を作ったり、友達と遊んでいるほうがずっとずっと楽しかったのだ 。
しかしそんなわたしの前に彼は突然、現れた。

探偵学園Qの宣伝CMで映った神木くんと志田ちゃん、そのあとに映った少年( あのころの山田さんは天使でしかない 。異論は認めない )の姿から目が離せなくなった 。
あれは人生で初めての一目惚れだった 。
次の日、学校でその少年のことを友人たちに話したが彼を知っているひとはひとりもいない 。携帯もパソコンも持っていなかった為、山田さんの名前はドラマの放送日まで実は知らなかった 。
元々あまりテレビを観ない子供だったので当日、ドラマを録画してと頼むと母は怪訝な顔をして「 どうして? 」と聞いた 。今なら「 面白そうだから 」とか「 かっこいいひとが出るんだって 」などと言えるが思春期真っ只中のわたしは「 別に 」とそっけなく返した。
しかし、その娘の答えに納得出来なかったらしく母は「 別になら録画しなくてもそれまでにお風呂入って見ればいいでしょ 」「 なにかあるの? 」としつこく聞いてくるもんだから「 いいでしょ、録画だけしておいて 」「絶対、忘れないでね 」と念を押してわたしは自室に戻った 。
理由が理由なだけにすきなひとを知られるようで子供ながらに恥ずかしかったのだ 。母よ、察してくれ(笑)
ドラマはよかった 。とてもよかった 。
出演者のクレジットを見ると、山田涼介という名の横にジャニーズjr.とあり、彼がジャニーズ事務所に所属していることを知った。それを見た瞬間「 なんてことだ!」と思ったのを覚えている 。
わたしはわたしがジャニーズをすきになるなんて思っても見なかったので最初は信じられず彼のことを考えるのをやめた 。
アイドルは時間もお金もかかる 。
今となれば杞憂だが( すきなものはずっとすきなで食べ物もすきなものならずっと食べ続けられるし、音楽も一曲をずっとリピートするタイプ )、いっときの迷いであらゆるものを浪費したのに突然彼をすきじゃなくなってしまったとしたら …… そう思ったとき、彼をすきになったことを後悔してしまうんじゃないかと怖かったのだ 。
しかし考えるのをやめた、はずなのに家族が寝静まったあと勝手に父の携帯を拝借して彼のプロフィールや画像や動画、ブログ( アメブロのコミュニティとかかな 。なつかしい 〜〜〜 )などをのぞいて彼の情報を得た 。
ちなみに父の携帯は社用携帯でパケホなどのサービスなども入っていなかったので急に料金が莫大な請求になっていて驚いたらしい 。パパ、ごめん(笑)
その後、探偵学園Qの連ドラが始まり山田さんはHey!Say!7としてCDデビューしたのちHey!Say!JUMPとしてメジャーデビューを果たした 。
このブログはそんな、メガトン級に重い(しかも担当の誕生日にブログを始める気持ち悪い系のヲタク)山田担のブログです 。

ふつつかものですがよければ仲良くしてくださると幸いでござる 。

なにとぞよろしゅうおねがいいたします 。